ドリブルコンサルタントが教える絶対に取られないドリブル! 【Vol.3】
みなさんこんにちは!
今回は前回紹介した対応型のドリブラーの特徴について詳しく見ていきたいと思います。
・対応型のドリブラーの特徴(ボールを取られない!=キープの鬼!)
対応型のドリブラーの1番大きな特徴は「相手にボールを取られない!」
というところです。
もっと言うと、
「相手にボールを触らせすらしない!」
というところです。
ドリブルを成功させるために意図的にそういうドリブルをしているのです。
また、その他の特徴を挙げると、抽象的ですが
・相手の動きをよく見てその都度判断をし、とっさにドリブルの方向を変える(ルックアップしている)
・足からボールが離れない(タッチが細かい)
・相手をボールに食いつかせるための動きが多い
Ex.フェイントが多い、切り返しが多い、ボールを左右によく動かす、など
・ボールを取りに来させる(足を出させたり、スライディングをさせる)
・切り返しやボールの動かし方の幅が大きい(相手はボールに食いつく)
・相手のバランスを崩すのがうまい
・まっすぐではなく、逃げるように斜め前や横にドリブルをする
・体の使い方がうまい
ということなどが挙げられます。
これらの特徴が合わさった結果、ボールを取られない選手になるのです。
むしろ、これらの細かい特徴は、ボールを取られないようにするため、ボールに触らせないようにするための工夫とも言えます。
結局、ドリブルがうまい選手とはボールを失わない選手のことだと思うのです。
ボールを失わない選手はまず相手にボールを触らせません。
対応型のドリブラーのドリブルをよく見ると、相手に全くボールを触らせていません。
だからこそ奪われないのですね。
ボールを奪われなければドリブルは失敗しませんよね。
ドリブルの成功の裏には理由があるのです。
対応型のドリブラーの中でも特に、ネイマール、イニエスタ、メッシは異次元のクラスです。
対応型のドリブラーの最高のお手本と言えるでしょう。
このうち1人が20代後半、2人が30代であることにも注目して頂きたいです。
3人ともまだまだプレーがキレキレですよね。
前回、仕掛け型のドリブラーは歳を重ねるごとにフィジカル的な問題で輝きを失ってしまう可能性があると述べましたが、対応型のドリブラーはこのように長く活躍することができます。
YouTubeなどでプレーを見ていただければ、上記の特徴がよくわかると思います。
今回はここまでです。
次回は、乾選手とネイマールのドリブルの違いについての考察を公開します。
ネイマールはなぜあれほどドリブル成功数が多いのか、その秘密に迫っていきたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!