ドリブルコンサルタントが教える絶対に取られないドリブル! 【Vol.2】
こんにちは!
今日は2種類のドリブラーについて深めていきたいと思います。
・仕掛け型のドリブラーと対応型のドリブラー
僕の考えでは、ドリブラーのタイプは2種類あります。
その2種類とは、仕掛け型と対応型です。
サッカー界には大きくわけて、自分のタイミングで勝負するタイプの仕掛け型(相手の反応や動き方にに関わらず、自分の進みたい方向に強引に進むタイプ)のドリブラーと、相手の動きにその都度反応してかわす対応型のドリブラーがいると思います。
自分の間合いで勝負するタイプ、つまり仕掛け型のドリブラーは身体能力が優れている選手が多い気がします(足が速かったり、体が大きかったり、フィジカルが強かったり、例えるならCロナウドやムバッペです)。
ただ、仕掛け型のドリブラーには限界があると思います。
確かに、ロナウドやムバッペのように体格的にもスピード的にも恵まれた選手なら相手に反応されてもそのまま強引に抜けてしまうかもしれませんが、日本人選手のように小柄な選手が仕掛け型のまっすぐなドリブルをしてしまうと、ファンダイクなど体が大きく百戦錬磨のディフェンダーには反応されて体を当てられたり、体を入れられてボールを奪われてしまうと思います。
また、フィジカル面は年齢と共に衰えてくるため、今は輝いていても体が思うように動かなくなってきたらその人のドリブルは武器ではなくなってしまいます。
一方、テクニックで勝負する対応型のドリブラーはフィジカルに頼っていないため長生きできます。
ベテラン選手(イニエスタなど)にスピードを武器にドリブルをする仕掛け型のドリブラーより、対応型のドリブラーの方が多いのも、そういう理由でしょう。
そのため個人的には、テクニックよりもフィジカルに頼ったドリブルをしている仕掛け型のドリブラー、より、狭いところをスイスイとかわしていくボールコントロールに優れた対応型のドリブラーの方がうまく見える気がします。(Cロナウドやムバッペは速いだけでなくテクニックにも優れているためすごいとしか言えません。)
Vol.1で挙げた僕の好きな選手はみんな対応型のドリブラーであると思います。
対応型のドリブラーは、プレーに余裕があるように見え(優雅にプレーし、無敵感が漂っています)、スイスイと何人も抜いていったり、切り返しが多かったり、相手に尻餅をつかせたり、魅せる技や、股抜きが得意であったりという特徴があります。
それは全部、相手の動きに対応してその都度冷静に1番有効なドリブルを選択できているからこそできるものです。
今回はここまでです。
次回は対応型のドリブラーの特徴について詳しく見ていきたいと思います!
最後まで読んでくださりありがとうございます!